2009年 11月 10日
苔のもすまーで |
夕方になると我輩は、嫁坂峠を行き交う女性ドライバーの熱い視線を気にしつつ、(haha)庭の水撒きをやっているのだが、たいていの方は熱心に樹木にみずやりしていると思われている事だろう。だが、さにあらず、我輩が一番水撒きの恩恵を受けて欲しいと願っている物は、緑がまことに美しいさまざまな種類の苔等である。日陰を好む物、半日陰でオーケイな物、日向を好む物とあるが、その種類の性質にあった水遣りをしてやればそう裏切られる事なく応えてくれるものである。ただ樹木のようにめったに病気にはならないが、思いもよらぬ形で、この美しさを壊す物がいる。もぐらである。みみずでも探したのであろうか、何メーターにも渡り、地震の後のプレートのぶつかり合いように隆起し、また斜面も崩落し、見るも無残な状況を呈するのである。こんな形で何度も何度も(大分オーバー)失意の底に落とされたが、愛すべき苔の為、夕方の水遣りは続くのであった。
by yomezaka
| 2009-11-10 01:33
| 自然