2006年 12月 04日
おみごと! |
彫刻家の稲田先生より夕方電話あり、
アトリエにお邪魔する事に、
昨年より取りかかられていた、
城南町出身でブラジル移民の父といわれる、
上塚周平氏の石膏どりが出来たので、
ブロンズにする前に見に来ないかとのお誘いであった。
さすがの出来であった。人物をそっくり真似るのであれば、
工芸家でもできるであろうが、内面、心象風景まで現すとなれば、
簡単にはいかない。本当の芸術家の仕事である。
この先生、その部分でぬきんでていると思う。
開店前だしすぐおいとまするつむりでいたが、
作品にひきつけられて、帰れなくなってしまった。
久しぶりに物をみて泣きたくなってしまった。
彫刻家としての力量への畏怖の念は、
揺らぐ事はなかったのだが、
おそれ多いことながら、いつも先生とは、
喧嘩のような口論をさせていただいていた。
それで半年ほどお会いする事もなかったのだが、
完成祝いをジュゲムにてささやかにして、(おちゃしただけ)
ささやかなプレゼント(自作の徳利)などもした。
久しぶりにゲージュツの話が出来て、
喜んでおられた、よかった。
この作品が大作としては最後の物となるであろう。
また最後の芸術家の最後の傑作となるであろう。
ことし85歳となられる。
アトリエにお邪魔する事に、
昨年より取りかかられていた、
城南町出身でブラジル移民の父といわれる、
上塚周平氏の石膏どりが出来たので、
ブロンズにする前に見に来ないかとのお誘いであった。
さすがの出来であった。人物をそっくり真似るのであれば、
工芸家でもできるであろうが、内面、心象風景まで現すとなれば、
簡単にはいかない。本当の芸術家の仕事である。
この先生、その部分でぬきんでていると思う。
開店前だしすぐおいとまするつむりでいたが、
作品にひきつけられて、帰れなくなってしまった。
久しぶりに物をみて泣きたくなってしまった。
彫刻家としての力量への畏怖の念は、
揺らぐ事はなかったのだが、
おそれ多いことながら、いつも先生とは、
喧嘩のような口論をさせていただいていた。
それで半年ほどお会いする事もなかったのだが、
完成祝いをジュゲムにてささやかにして、(おちゃしただけ)
ささやかなプレゼント(自作の徳利)などもした。
久しぶりにゲージュツの話が出来て、
喜んでおられた、よかった。
この作品が大作としては最後の物となるであろう。
また最後の芸術家の最後の傑作となるであろう。
ことし85歳となられる。
by yomezaka
| 2006-12-04 20:47