2010年 04月 21日
月日は百代の過客なのだ |
昼過ぎ、店にいるとコンコンと入り口の戸板をたたく音が、何者であろうかと外を見ると、
パーフェクトな旅人姿の若者が「お店 見せてもらえますか」仰る。聞けば
通り過ぎたのだが、当寿限無の人を拒絶しているかのような異様な佇まいがどうしても気になり、
引き返してきたならば、今度は友川カズキのチラシが目に入り、こんな田舎になんで友川カズキ?
こりゃあ、どうでも尋ねずばならん。て、とこでノックに及んだらしいのだ。
東京八王子出身の友川ファンの25歳、将来性があるとか、安定しているとか、
そんなくだらない事で人生の航路を決める事に敢然と背を向けた平成の漂泊者であった。
こんな若者がいる限りまだまだ日本も寿限無も大丈夫かもしれない。?
by yomezaka
| 2010-04-21 22:20